VR施設の多店舗展開、大規模施設開設を推進 アドアーズ、第1四半期決算で意欲示す

8月9日、アドアーズ株式会社は第51期の第1四半期報告書を発表しました。同社はアミューズメント施設の運営、不動産販売および運用、商業施設の建設事業などを展開しています。渋谷にあるVR PARK TOKYOの業績が好調であり、今後の展開にも意欲を示しました


決算内容は売上、利益ともに前年比マイナス。四半期の事業部別の売上で見ると、総合エンターテインメント事業および商業施設建築事業は前年比マイナス、不動産事業はプラスとなりました。


・売上高:45億9,700万円(前年同期比18.1%減)
・営業利益:3,620万円(同86.2%減)
・経常利益:3,000万円(同87.2%減)
・純利益:1,200万円(同85.2%減)


総合エンターテインメント事業においては、一部店舗の閉店やメダルゲーム・クレーンゲームの稼働が伸び悩んだことにより、売上高は前年同期比25.2%減、セグメント利益も55%減となりました。一方、不動産事業は売上高は前年同期比26.1%増、セグメント利益も179.4%増と伸長しています。

また商業施設建築事業は、前年同四半期比ではマイナスとなりましたが「期ズレによる大型施工案件の進行基準に基づく売上形状がなかったことによる影響が大きい」とのことです。

VRに関しては、東京・渋谷のVRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO」が好調に推移した旨が明らかとなりました。新アトラクションの導入や、異業種とのコラボ企画による期間限定のVR機器設置、加えて催事・イベントなどへのVR機器レンタルにより新規顧客層の獲得を図ったとのことです。

アドアーズは、2016年8月にオリジナルのVRゲームアトラクションの開発および、VR専門アミューズメント施設開設において株式会社GREEとの業務提携を実施。同年12月に「VR PARK TOKYO」をオープンし、その後2017年7月17日には来場者50,000人を突破しました。また同日を含む7月15日から7月17日の3連休では、1日あたりの来場者数が過去最高を記録しています。

また、同社は2017年7月7日に公開されたキアヌ・リーブス主演の映画『ジョン・ウィック・チャプター2』のアクションVRゲーム『JOHN WICK CHRONICLES』を導入するなど、話題のIPを用いたVRアトラクションの導入等を行っています。

アドアーズは決算資料の中で、VR PARK TOKYOの今後の取り組みとして、「運営で培ったノウハウを活かしたVR施設の多店舗展開、大規模VR施設などの開設を推し進めることで、VR機器の販売やレンタルなども含めた事業の底上げを図り、収益の強化に努める」としています。

(参考)
アドアーズ 第51期 第1四半期報告書(PDF)
http://www.adores.co.jp/dl/20170809_51th_1Q_houkoku.pdf?s.598a7d25a9c748nn0d53

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この記事を書いた人

  • あちらとこちらを往復する。某ゲーム系の制作会社でプランナー・進行管理・その他もろもろを経てMoguraに合流。現在は記事執筆や編集、取材などを担当。デジタルゲームやVR/AR/MRにおける物語体験や、フィクション/プレゼンスのありかたに興味。ゲーミングコミュニティ「ポ」の管理者のひとり、という側面も。 Twitter:@mizuharayuki