ARを使ったプレゼンテーションシステムを教室で実践

VR/ARは現在、子供向けには年齢制限があるといった問題がありますが、スティーブ・ルーカス氏と彼の息子クリスチャンは、子供たちがヘッドセットをかけることなく、VRとARに関して小学校3年生のクラスでプレゼンテーションを行いました。

iPhoneを使って年齢に関係なく

ルーカス氏のスタートアップAcross Realities社は、iPhoneとiPadのためのAR開発パッケージであるARKitや、MicrosoftのHoloLensのようなさまざまなプラットフォームにまたがるテクノロジーを開発し、現実世界にオブジェクトを固定する方法を開発しています。

明確な規制はないものの、安全のために年齢制限が設けられているVRヘッドマウントディスプレイが多い中、スティーブ・ルーカス氏とクリスチャンはクラスメイトにVR/ARを何とかして伝えたいと考えました。

さらに、学校側からは他の子供にヘッドセットを使用する際には、保護者が署名した許可証が必要であると主張されており、子供向けのヘッドセットのセットアップの難易度もあり、断念をしていました。

しかし、今回クリスチャンはMicrosoftが提供しているHoloLensを使用し、プレゼンテーションを行ったとのこと。子どもたちはiPhoneのAR機能を使用して彼のプレゼンテーションを見る方法を使用しました。

https://www.youtube.com/watch?v=-0RxUjF9Y_A

発表者も聴講者も操作可能なコンテンツに

今回のプレゼンテーションについて「発表者は、(HoloLensを使うことで)ジェスチャーと音声コントロールによるハンズフリー・ビューイングのメリットがあり、コンテンツのペーシングと配置が容易になります。一方、モバイルARデバイスは、タッチスクリーン入力を使用してシーンを表示および操作することができます」とルーカス氏は説明します。

また、今回のこの技術では発表者はHoloLensを介して自分の手に次のシーンが表示されているとのことで、エアタップ(HoloLensでのクリックに近いもの)を行うことでどう変化するのか事前にわかるようにしてあるとのことです。

スマートフォンを使うモバイルAR/VRで子供たちにVR/ARの面白さを伝える試みは今後も増えていきそうです。

(参考)
Watch A 3rd Grade Class Go Crazy Learning About VR And AR/UPLOAD(英語)
https://uploadvr.com/3rd-grade-class-ar/

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この記事を書いた人

  • VRやAR、画像処理、ロボットビジョンについて研究している学生。VR、ARコンテンツに触れるだけではなく、自分でコンテンツを制作しVR、ARの面白さ、楽しさを広める活動をしている。

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