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活用事例 2018.04.03

高解像度・広視野角の施設向けHMDメーカー、台湾で上場へ

PCメーカーのAcerとスウェーデン企業StarbreezeのジョイントベンチャーであるStarVR Corporation(本社:台湾)は、台湾の証券取引所タイペイエクスチェンジにて株式公開することを発表しました。2018年4月中旬には上場申請を行い、4月から5月頃の取引開始を見込んでいます。

直近のプレスリリースによれば、公開前のStarVR社の株式数は 48,218,000株、額面は1株当たり10台湾ドル(約36.3円)です。この一部が市場での取引対象となります。

StarVR社会長のBo Andersson Klint氏は「VRはエンタープライズやロケーションベースのエンターテインメント市場において大きな可能性を持っている。我々はプロ向けにStarVRを販売し、家庭ではできないような特別なVR体験を提供していく」と話しています。

StarVRの展開進む

AcerとStarbreezeの提携は2016年5月にさかのぼります。Acerは2度の投資を行っており、高解像度・広視野角のVRヘッドセット「StarVR」の開発を支援してきました。今回の株式公開を通して、さらに資金調達を進めるものと思われます。

StarVRは210度という広い視野角に加えて両目合わせて5Kの解像度を誇りますが、2018年4月現在、一般消費者向けには販売されていません。日本では「SEGA VR AREA SHINJUKU」や、米国IMAXのVR体験施設で体験できます。

Acer、5K・広視野角のVRヘッドセットStarVRに追加投資

(参考) Road to VR PR Newswire

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