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テック 2017.09.25

進むブラウザのVR対応「Opera」が360度動画対応

ウェブブラウザ「Opera」の開発者版の最新バージョンが公開され、360度動画に対応しました。これによってユーザーはヘッドセットを装着することで、ブラウザに内蔵されたプレーヤー経由で360度動画をウェブ上から直接再生することができます。Operaの開発企業であるオペラ・ソフトウェアによると、同ブラウザは今後ブラウザにVRコンテンツを組み込むWebVRにも対応予定です。

「VRモード」で360度動画を手軽に視聴

開発者版の最新バージョンでは360度動画、180度動画、またYouTubeやフェイスブック、Vimeoなどの動画プラットフォームで公開されている動画の形式に対応しています。動画の上部にはVRモードのボタンが付いており、これをクリックするだけでOculus RiftやHTC Viveなどのヘッドセットで動画を再生することができます。

WebVRにも対応予定

Opera開発チームによると、同ブラウザで360度動画が視聴可能になったことは「Webブラウザで高品質なVR体験が可能になるための最初のステップ」とのことで、今後はWebVRへの対応も予定しています。WebVRはブラウザ上から直接VRアプリを起動できるAPIで、VRゲームや動画などをダウンロードせずに、ブラウザから直接コンテンツを体験できるようになります。。

現在、複数のWebブラウザがWebVRに対応しており、先日はMozilla FirefoxがWebVRに対応、そのほかAndroid版Google Chrome、Microsoft Edgeなどが対応しています。

(参考)
Road to VR / Opera Browser Adds 360 Video Player for VR Headsets, Plans Full WebVR Support(英語)
https://www.roadtovr.com/opera-browser-adds-360-video-player-vr-headsets-plans-full-webvr-support/

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