エピックゲームズ、Unreal Dev Grantsで6チームに総額 8万ドルの資金提供

エピックゲームズは、同社が開発するゲームエンジン「Unreal Engine 4」(UE4) を用いている6つのプロジェクトと取り組みを選び、総額 8 万ドル(約800万円)の資金提供を行いました。

「Unreal Dev Grants」と呼ばれるこの資金援助は、2015年2月に開発者の支援を目的として始まりました。これまでにエピックゲームスが提供してきた額は、すでに1300 万ドルに及んでいます。

以下では、2016年6月30日に告知された最新の受賞チームを紹介します。中にはVR関係のプロジェクトも選ばれています。

Unreal Dev Grants受賞チーム

SculptrVR

https://www.youtube.com/watch?v=8HgpL5-e1LM

開発:Nathan Rowe(公式サイト

VRの中で「ペイント」のように3次元空間にお絵かきすることで、直感的にもの作りができるコンテンツ。HTC Vive向けソフトで、現在Steamにて1980円で配信中。

1人だけでなく、多人数で同時にプレイすることが可能。さらに自分自身の大きさを自由に設定できるため、山のような大きさから花のような小ささに至るまで、様々なスケール感で作業をすることもできます。

Unreal Dev Grants

Mitch McCaffrey

Unreal Dev Grants・ミッチェル・マカフリー氏(プロフィール

ミッチェルは現在Youtubeのチャンネル「Mitch’s VR Lab」(英語)にて、VRチュートリアルシリーズを含めたUE4のVR開発者向け講座動画を配信中。

最近ではVRコンテンツサンプルマップ(英語)をリリースするなど、積極的に情報の配信を行っています。

Disc Jam

開発:High Horse Entertainment

https://www.youtube.com/watch?v=nW8MgeVH8yc

2人チームのHigh Horse Entertainmentが制作している『Disc Jam』は、PCおよびPS4向けのアクションスポーツゲーム。

エアホッケーとテニスを合わせたようなこの新競技は、空中で光るディスクを打ち合いながら、相手陣の背後にあるゾーンへゴールすることを目指します。もちろん自陣の背後のゴールは死守しなければいけません。2人一組でチームを組んで遊ぶこともできます。
Unreal Dev Grants

Nick Pfisterer

Unreal Dev Grants・ニック氏(Twitter

ニックは2015年に、Unreal Engineを使っている開発者を対象としたコミュニティ「Unreal Slackers」を創設した人物。参加者は現在3000人を超えています。

これに続いて彼は、2015年12月に「UnrealPDX」というコミュニティも設立。これはアメリカのポートランドに住んでいるUnreal Engine利用者が、現実で直接会える場を設けることを目的としています。

Kinetik

https://www.youtube.com/watch?v=KM6Y4cDeA4U

開発:Hero Machine

戦略シューティングRPG。3人称視点の銃撃戦が繰り広げられます。Kickistarterにて現在3万ドルを集めています。将来的にはクロスプラットフォーム対応とされていますが、VR対応版がリリースされるかどうかは不明です。

Unreal Dev Grants

Tower Unite

Unreal Dev Grants開発:PixelTail Games

ソーシャル要素を前面に押し出したMMOコンテンツ。現在早期アクセスコンテンツとして、1,480円でSteamにて配信中。

この巨大なオンライン空間では、誰かと一緒に動画を見たり、ゲーム内の「家」でくつろいだり、様々なミニゲームをしたり、パーティーを催すことなどができます。もともと顔なじみの友達と過ごすのもよし、新しい友達を作るのもよし、この世界での過ごし方はあなた次第です。

 

(参考)
総額 8万ドルの UNREAL DEV GRANTS 受賞チームが決定 – Unreal Engine Blog
https://www.unrealengine.com/ja/blog/epic-games-awards-80k-in-unreal-dev-grants

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この記事を書いた人

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    工学専攻の大学生。好きな科目は国語。趣味は歌などの創作でボーカロイドも使います。SAOのような物語が引き起こす、自他の文脈や人と世界の関係の集積へダイブすることを切望して止みません。将来もVRの傍に立っていたいと思います。

    Twitter:@yunoLv3

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    http://www.moguravr.com/writers/