【TGS2016】足を動かしてVRで滑るように移動できる『3DRudder』

9月15日から18日まで千葉・幕張メッセで開催されていた東京ゲームショウでは、VRコンテンツだけでなく、新しいVRヘッドマウントディスプレイや、VRに対応したPCなどデバイス関連も多くありました。

今回は、その中から、『3DRudder』をご紹介します。

3DRudder

3DRudder

ルンバのような見た目のフットコントローラー

「3DRudder」はルンバのようなロボット掃除機のような見た目。足元に置いてVRの中を移動する、フットコントローラーです。

使い方は、椅子に座り、床に置いた「3DRudder」の上に足を乗せるだけ。モニター画面で操作するゲームでも使えますし、VRヘッドマウントディスプレイ用にも使えます。

両足の足の裏はくっつけたままで使用します。前進はつま先で押す、後退はかかと側。曲がる際は、曲がりたい方向に傾けます。3D空間なら高い場所、低い場所の移動もありますが、こちらにも対応。片足はつま先を押す、もう片足はかかと側で押すと、高さが変化します。透明なエレベーターで上下に移動している感覚です。

移動スピードは押す強さにより変化します。最初は慣れないので強く押してしまいがちになり、筆者は猛スピードで前進後退、回転と繰り返してしまい、酔ってしまいました。

慣れている人に動かしているところを見せてもらいましたが、足元の円盤が真横から見ても、傾くのがわからないくらいの軽い力で動かしていました。

慣れるには練習が必要ですが、基本の動きをマスターすれば空間内を自由に、どのようにでも移動することが可能です。ソファに座りゆったりとリラックスしたまま動かせるようになるとのことです。

両手を自由に使えることは、移動に手のコントローラーのボタンを使う必要がなく、操作説明が短くて済みます。移動の基本は進みたい方向へ押すことになり、誰でも直感的に動かせます。『3DRudder』のCEOのStanislas Chesnais氏によれば氏の母親も使えるほど簡単であるとのことです。

VRで“歩く”ために

40cm弱の大きさで5cmほどの薄さ、重さは2kg、VR空間の移動を可能にするコントローラーとしては家庭向けです。

他に足を使って移動する方法としては、大型のものなら『Omni』と、今回の東京ゲームショウでも出展して人気のあった『5D Totalmotion』ですが、どちらも大きすぎて家庭用というよりはアーケードでの利用が適していそうです。

小型のものではソートアートオンラインのイベントで使われていた「靴にセンサーをつけ、Kinectで体の動きを検知して、足踏みをすると歩いていると認識する方法と、座ったまま太ももを上下させることでVR内で移動する『Virtual ISU』なども登場しています。まだどちらも販売はしていません。

販売されている中で、家庭でも使えるものとなると3DRudderは一つの選択肢といえるのではないでしょうか。

現在、日本での販売は行われておらず、公式サイトより175ドル(約1万7,500円、送料別)で購入可能です。

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