Home » 部屋が狭くてもHTC Vive フットコントローラー「3dRudder」がルームスケールに対応


テック 2017.02.22

部屋が狭くてもHTC Vive フットコントローラー「3dRudder」がルームスケールに対応

PC向けのVRデバイスとして注目を集めているHTC Vive。最大3m×4mの広い空間を歩いたり座ったり、自由に動き回れる「ルームスケール」が特徴です。しかし、日本では、そこまで広い空間を、しかも障害物ない状態で家で確保するのは至難の業です。

HTC Viveには座ったままプレイできるゲームがありますが、リリースされているゲームなどの体験の多くはルームスケールを前提としており、ある程度の広さが必要です。プレイしたいが、スペースがない…と悩む方も多いのではないでしょうか。

2月21日、​3dRudder社は、足で操作するVR対応モーションコントローラー「3dRudder」の機能に「VR解放モード」を追加し、HTC ViveのルームスケールVRに対応することを発表しました。

座りながら足で移動することが可能に「VR解放モード」

ルンバのような見た目の、VR対応フットコントローラーの「3dRudder」。

最新機能の「VR解放モード」では、HTC Viveのルームスケールに対応しています。

Arizona Sunshineのような、本来歩き回りながらワープ移動をして進んでいくゲームで座りながら、足を使って移動することが可能になります。

Arizona Sunshine

The Lab

「VR解放モード」が追加されたことにより、本来広いスペースを確保する必要があるルームスケールVRが、座ったままで、広いスペースを必要とせずともプレイできるようになります。

「VR解放モード」は現在、スタンドアローンのオープンソース・アプリケーションとして提供されています。同ソフトウェアは、「3dRudder」の機能の一部として提供予定となっています。対応ゲームは順次増えていく予定とのことです。

ダウンロードURL(近日、日本語化予定)

https://www.3drudder.com/tuto-unleash-vr/

出展予定イベント

GDC カリフォルニア州サンフランシスコ 3月1~3日

SXSW テキサス州オースティン 3月16~18日

Laval Virtual フランス ラヴァル市 3月22~26日

「3dRudder」の詳細情報及びセットアップ方法はこちら

(関連記事)

(参考)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000021335.html#_=_


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード