1→10drive、VR発の技術を転用し、空間の中の位置を認識できる「3Dトラッカー」を開発へ

ワン・トゥー・テン・ドライブ(以下1→10drive)は、センサーで空間を認識し、位置トラッキングできるデバイス「3Dトラッカー」の開発に着手したことを発表しました。

「3Dトラッカー」の応用例

1→10driveは「3Dトラッカー」により、VR用コントローラーをはじめ、さまざまなIoTへの活用が可能となるとしています。

同社は「3Dトラッカー」の応用例として、以下のものを挙げています。


VR 空間での戦闘体験用の剣型や銃型のコントローラー

飛行を精密に制御可能な室内用小型ドローン

その他
:所作で家電をコントロールできるスティック型IoTリモコン
:撮影位置や角度を自動把握することで、VR体験者とCG空間とを自動合成できるカメラデバイス
:照射対象の形状に自動的に映像を合わせることが可能なムービング・プロジェクションマッピング・システム

Lighthouseをベースとして使用「3Dトラッカー」

「3Dトラッカー」は、主要VRヘッドマウントディスプレイのHTC Viveなどに使用されている、3次元の物体をVR空間で認識するシステムであるLighthouseという技術のパートナーシッププログラムをベースとしています。

1→10driveCTOの森岡氏が、Synapse社で開催された対面研修プログラム『SteamVR Tracking Training』を修了した上で、上記テクノロジーを活用しているとのこと。


森岡氏は、精度の高さとコストの低さが特徴のLighthouseが様々な用途として広がっていこうとしている中で、トラッキングデバイスであるコントローラーが、汎用のゲーム機として特化した形状・機能になっていることが障害になっているという問題点を見つけ、オリジナル筐体のトラッキングデバイスを開発できるよう体制を整えました。

今後の活動について同氏は、「アミューズメント用途のオリジナルトラッキングデバイスや、AR用途の開発環境など、Lighthouseを利用したオリジナルデバイスの開発を予定している」とコメントしています。

Lighthouseを活用したトラッキング装置は、HTC Viveを発売しているHTC社自身もViveトラッカーを99ドルで2017年第2四半期の発売を発表しています。

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