畜産施設での動物虐待防止を訴える360度動画『iAnimal』

7月6日、世界規模で活動を展開する動物愛護団体Animal Equalityが、360度動画『iAnimal』をYouTubeにて公開しました。

『iAnimal』とは

『iAnimal』は畜産目的で飼育される動物を取り上げたドキュメンタリー動画です。6ヶ月かけて製作されたこのプロジェクトには8人の調査者が参加し、撮影は計3ヶ国で行われました。ナレーションを務めるのはイヴァナ・リンチで、『ハリー・ポッター』でルーナ・ラブグッド役を務めたことで知られています。

『iAnimal』はYouTubeにアップロードされており、スマートフォンで視聴することができます。

https://www.youtube.com/watch?v=YZADGGwVKj8

本作のナレーションを勤めたイヴァナ・リンチは『iAnimal』を鑑賞して次のように語っています。

「小さなことを気にかけることが重要だと考えていた私は、動物たちが感じていることに関心がありました。(飼育場にいる)動物たちはくつろいだり、安心できる環境にありません。(中略)これは残酷なことであり、恐ろしいことです。この状況を解決しようと募金をしても、それだけで問題は解決されません。募金されたお金がどう使われるかを知るべきだし、自分が関わっていることに積極的に参加すべきです。それがなければ問題は看過され、解決されません。飼育場で起こっていることは世間にほとんど知られていないのです」
また、Animal Equalityの共同創設者兼調査ディレクターであるJose Valleは、
「『iAnimal』では、我々が普段口にする食料の基になる動物が、どのように育てられ扱われているかの詳細をVRで特集しています。動物や環境、自分たちが食べる食料がどうやって作られているのかに関心のある人なら観るべきです」
最近、熊本地震の被災地の様子を伝える360度動画や、ARを通してシリア内戦の惨状を伝えるプロジェクトが公開されましたが、VR/ARによるジャーナリズムは視聴者に対して強い訴求力を持ち、報道において強力なツールとなり得ます。

Animal Equalityとは

Animal Equalityは国際的な活動を行う動物愛護団体で、畜産施設における動物虐待を撲滅すべく活動しており、政府や企業と連携して活動を行なっています。2006年に設立されたこの国際組織は現在、活動領域を8ヶ国に拡げ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、メキシコ、ブラジル、アメリカ、インドを拠点とする、世界最大の動物愛護団体の一つです。

(参考)
VRFocus / Learn About The Life Cycle Of Factory-Farmed Animals In IAnimal 360(英語)
https://www.vrfocus.com/2017/07/learn-about-the-life-cycle-of-factory-farmed-animals-in-ianimal-360/

Mogura VRはVRFocusのパートナーメディアです。

この記事を書いた人

  • PSVRを体験したことをきっかけにVRにハマり込みました。VR空間の住人になることを夢見つつ、日々VR/ARの最新情報を追っかけています。

Mogura VR編集部では、インターン・ライター・編集者を募集しています!
現在、インターンの募集も積極的に行っております。応募はこちら!

応募ページへ

そのほかの業務については、詳しくは募集ページをご覧ください。

募集ページへ