アメリカのVR/ARに特化したベンチャー・キャピタルThe Venture Reality Fundは、2016年第4四半期時点のARに関する業界マップ「AR Industry Landscape」を公開しました。
3レイヤーに分けての業界分析
全て英語になっていますが、この業界図ではInfrastructure(ハードウェア等のインフラ)、Tools/Platform(ツールなどのミドルウェアとアプリを配信するプラットフォーム)、Application(アプリケーション)の3つのレイヤーに業界を分けて企業を分類しています。
Infrastructureには、HoloLensを開発しているマイクロソフトや他にもデバイスを開発中のMagic Leap、Meta等が並んでいます。また、Tools/Platformにはコンテンツ開発のプラットフォームということで日本からkudan社の名前が見受けられます。
ApplicationではIKEA等が名を連ねていますが、産業用にも可能性を秘めているだけに、ここに挙げている以上にもう少し多くの分野で取組が行われているのではないかと思われます。今後さらに多くの企業が増えることに期待したいところです。
同ファンドは、VRに関しても「VR Industry Landscape」を公開中、最新版は2016年8月にアップデートしています。